七草がゆは薬膳ごはん
今日は1月7日。七草の日です。
七草は人日(じんじつ)の節句(旧暦1月7日、新年最初の節句)の朝に食べる風習が残っていて、この日は七草を粥にして食べます。
春の七草は
芹、なづな、御行(ゴギョウ)、はこべら、仏座(ホトケノザ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)、で、青々とみずみずしいお野菜です。
実家の近くの小川にはセリの群生地がありました。
きれいな流れる水で育っているセリの群生は活き活きとしていて、その様子は新年に食べたら勢いづくような気がします。
昨日、七草がゆセットのお野菜を購入しましたが、
子供の頃はそこらへんに生えていた青菜。
なずなの味噌和えやおひたしは子供の頃母がよく作ってくれました。
ちょっと土臭く癖のあるところが好き嫌いのわかれるところでしょうか。
ゴギョウ、はこべら、ホトケノザに至ってはどこにでも生えている草、野草です。
この七草にはそれぞれに効能があるとされています。
セリは血液循環、食欲増進、精神安定。
なずなは脾をやわらげ利水、降血圧、目を保護、消化促進。
ダイコンは健胃消化促進、咳止め、痰の除去。
カブは健胃消化促進、咳止め、食・薬毒の解毒、胆石防止
ゴギョウは咳止め、痰の除去
はこべら、ホトケノザなどは薬用植物や生薬としても利用されています。
お粥にすることで消化よく、エネルギー源、気力アップで、温まりますね。
季節の習わしではありますが、ちゃんとした薬膳ごはんです。
今日の我が家の七草がゆは、山芋入り。
土鍋でごはんを炊いた残りは大概、お粥になります。
5mm角に切った山芋を冷めたごはんに入れて、塩こうじ、水を入れて煮ます。
仕上げに刻んだ七草を乗せて、一混ぜ。で、出来上がりです。
今日を、胃腸のちょいとリセット日にして、健やかに過ごしたいものです。
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