昔の味噌作り
こんにちは。
そろそろお味噌の仕込みの時期ですね。
昨年は年末に仕込みましたが、今年はこれからです。
お味噌にも好みがあります。甘口、辛口。
麹の量、大豆、塩を変えることで色々な味わいが楽しめます。
何より自分で作ったお味噌は美味しい🤤手前味噌とはこの事ですね。
両親の時代(昭和20年代~30年代)のお味噌作りの話をお正月に聞く事が出来ました。
私の作る味噌とは作り方が違うようです。
この地方(信州中信あたり)の作り方かもしれませんが。
まず、豆を煮ます。
それを潰しながら丸や四角に形を整えます。
そして網などの上で干して青や白のカビがふいたら、たわしなどでこすってカビを落とし、
杵で潰し、麹と塩を混ぜて寝かす。
と言うものでした。
青カビ混ぜていいの~?
始めから塩入れないんだ!
美味しかった?
と、色々質問したくなるようなお話。
色々不便や重労働だった事もあったと思うけど、
ご近所さんが集まって作る味噌作り。
この時期には、こういった保存食を作る。
保存食だから沢山作って長い事食べる。
そういう言う事が当たり前に四季の皆の生活の中に組み込まれていて、
色々な知恵が暮らしの中にあり、受け継がれている。
自然の流れの中で、自然とともに暮らしがあったんだなぁと感じるお話でした。
今はスーパーに行けばなんでも揃って、
あまりにも便利過ぎて、どこかに暮らしの知恵を忘れてしまったかもしれませんね。
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